「こどみら人脈記」はじまりました。

 こどもみらい測定所 & memori のホームページで、「こどみら人脈記」という連載をはじめました。

 こどもみらい測定所を利用していただいている方々に、お仕事や活動、思いなどをお伺いするコーナー。

 第一回は、冨山普さん。

 アースデイマーケットの事務局長をつとめています。

 アースデイマーケットは、「東京朝市」という通称どおり、食にまつわる生産者と消費者が直接コミュニケーションを取ることができる市場。

 冨山さんは、東日本大震災福島第一原発事故の後、食の放射能汚染の不安に向き合いながら、アースデイマーケットを続けてきました。安全を確認するための食品測定を積極的に行ってきており、こどもみらい測定所にも、開所後、何度もお越しいただいています。また、測定をしようとするマーケット出店者の方々の紹介もしていただいています。

「お客さんはもとより、出店者さんや私たちにとっても、『放射能だいじょうぶなの?』から始まる会話はしんどいし、誰もいい気分にはならないでしょう。でも、そういった「知るため」の会話は、とても重要だと思うんです。そこで、生産者が、消費者の判断材料となる話をきちんとできれば、必ずいい方に向かって行くはずです。」

 まだ桜の花の咲く前におこなったインタビューですが、そのときの空気や冨山さんのまとった真摯な雰囲気をありありと思い出せます。取材できてよかったなあと感じたことも覚えています。

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 この連載では特に311の後、何が変わって、何を変えなかったのか。そんなことをお伺いしながら、さまざまなありかたをご紹介できれば、と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


http://memoli4future.com/kodomira/jinmyakuki/entry.html